今年度の1年特進AZは、探究学習として地域の方々と協働しながら郷土の魅力や課題を学び、自分たちの視点で解決につなげるアクションを考える「若者『庄』学校」に取り組んでいます。8月29日に、大沢地区でのフィールドワークに出かけました。

まずはじゅんさい沼での収穫作業や雑草取り。自分の手やオールで船をこぎ、最初はおっかなびっくりでしたが、どんどん上達し、地元の方々からも「飲み込みが早いね」と褒められるほどでした。昼食には、自分たちで収穫したじゅんさいを調理していただき、実際に味わいました。さらに現地の食材を使った料理もご馳走になり、交流を深めました。

午後からはバスで被災した現場も案内していただきました。いまだ土砂に埋まったままの神社を目にし、隣では復旧作業の重機が休むことなく動いていました。流れ込んだ土砂は1年を経て固まっていて、災害の様子を想像し、胸に迫るものがありました。

最後は「食」「農業(体験)」「文化と暮らし」「災害」「イベントやお祭り」のテーマに分かれ、地元の方々との交流の時間を持ちました。地域の魅力と課題について、直接お話を伺うことができ、大変貴重な学びとなりました。